「群馬県 四万温泉 柏屋旅館」さんサイトに「黒電話」の記載あり・・レトロな懐かしき思い出が

当ブログとは姉妹サイトに当たるグループサイトが幾つか有ります
大きく区分すると工務店業務関連のサイト群旅の備忘録的なサイト群、それに雑多な情報を記しアップしているブログ・SNS群です
旅の備忘録的なサイト群の数カ所にて、一昔前に担当していたウェブサイトからリンクをしていたサイトさんへ懐かしさから勝手ながらリンクをしている箇所が有ります
複数サイトなんですが何れも、今世紀に入るか直前だったか?インターネットが一般に普及し始めた頃にホームページからリンク・・していたサイトさんです(今日現在)
その中の一つ、群馬県の四万温泉にある「柏屋旅館」女性に人気のモダンな旅館・・との紹介が・・

群馬県 四万温泉 柏屋旅館
後に四万温泉 柏屋旅館 付近日本ロマンチック街道をドライブした際は懐かしく

ホームページを見ましたら”お部屋に置いてある黒電話“との記載が・・
確かに現在とは多少、時代がかけ離れた感もありガラケーからスマートフォンが普及した昨今ですので黒電話に対する郷愁は有りますネ
ボンネットバスもしかりでは?
何時からか公衆電話の設置台数が激減し、いざ公衆電話ボックスを探そうものなら・・大変な時代になったものです

我が家に黒電話(黒電話に限らず家庭用電話)が入ったは中学2年の頃でした
確かに当時の奄美での電話普及率は低かったと思いますが父親の役職から見て借家にずっと電話は必要だったと子供ながら思ってましたが仕送り先の多さで全く余裕が無かったんでしょう
生家では二期作の米作りに種々の野菜類を大家族総出で栽培して食材にも自給できたんでしょう
島を離れての赴任先では今思い起こすと時代劇に出て来る買掛長を使って米ほか食材を購入していたもの
給料日は先ずはその支払い・数カ所への仕送りと・・大変だった様子
今になって情けないと思うは、クラスの生徒と同じく自転車を買ってくれとダダをこねたり・・したことが。
今では高性能で小型の補聴器も有りますが、当時は片田舎まで出張販売の人から耳の遠くなった父親が説明を受けているのを見たことが
何も無い中で手持ち式の電動マッサージ器を当てたり、背中にのって凝りをほぐしてあげたり・・
高価な器具は買えないからか、当時は「中山式快癒器」を使っていました
数年前にその快癒器を見つけ持ち帰りました・・今から半世紀以上前に父親が使用していた実器です

写真は形見の「中山式快癒器」・・関する記事は下記リンクにて

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つい最近、手元に両親の形見。父親の「中山式快癒器」・母親の「手作りの大島紬」

また脱線・・おっと危ない! 周囲確認良いか? オーライ!

数年、遡ります・・・未だ、1ダース相手には数で勝る大家族全員が一つ屋根の生家で過ごしていた頃に戻ります
小学校入学前後・・入学前?に、それまで先の大戦で敗戦国となった日本から米軍の統治下にあった奄美群島日本に復帰となる
今でも色々と考えるべき点が表面化していますが、沖縄地方に米軍基地が集中して配備されてスグ北隣りの奄美地方での軍事面での利用価値が低かったのか一足早く日本へ返還されて復帰となる
その際には今でも覚えていますが米軍発行の一円軍票・・正方形に近かったかなぁ~・・を自宅近くの郵便局にて日本の一円札に交換してもらった
当時は一円で結構、大きなアメ玉が買えたもの

米軍統治下から日本への復帰がなった前か後か定かな記憶に無いが当時、姉が電話交換手をしていた
田舎では電話交換を郵便局で行ってました。一度、郵便局で交換機を操る様子を見たことが有ります。
既に電電公社傘下だったか米軍の管轄下だったかは不詳
交換機は昔のクロスバ交換機、今から思うと相当に太いケーブルの先端に有るプラグを回線接続の相手先ソケットに差し込んだり抜いたり・・で電話の通信回路を接続確保していたみたい
徳之島から本土へ電話をかける際は、先ず交換手(姉もその一人)に依頼し、通話先の方が連絡を受けてスタンバイ状態になって改めて・・
つなぎます」・・とかの合図で回線接続し通話開始の段取りだったんでは?何となく20~30分から1時間ほど通話前の待機時間が有ったのでは?
限られた通話回線の確保と通話先の方への連絡時間・不在時など・・要したのでは?

当時は電気料金も相当に高かったみたい。後に島内の発電所が九州電力に吸収合併され所謂、九州電力料金となり結果的に安くなった次第
それに加えて供給電力の能力・品質の悪さも・・夜も遅くなると削減される供給電力により同じ裸電球の明るさが低下する
また電圧低下で主だったところ・・例えて小学校で蓄音機でレコードを再生する際にスライダック(昇圧器)を使って電圧を上げていたものです

黒電話と聞いただけで、いろいろな思い出が浮かび上がって来ます

折角の思い出づくりの旅先の宿にて懐かしき「黒電話」を室内に見つけ、お泊りになられる旅人の皆さんも感慨深いことでしょう

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